保育室の環境構成ー机による空間作りー

こんにちは。カルテット保育事業部の後藤です。

今日は、保育室での空間作りについて保育環境コーディネーター養成講座(幼児編)で学んだことを少しお話したいと思います♪

保育室では、大きく分けて2つのシーンが展開されていると思います。

それは「生活」と「遊び」です。

この「生活の空間」と「遊びの空間」は相反するものになりがちです。

子どもにとって遊び込める環境は必要なはずなのに、遊びを充実させようと思うと、

生活の空間に支障がでてきてしまう…とお悩みの方は少なくありません。

遊び込める環境の大切さを理解している先生こそ、この矛盾に苦しんでいるのかもしれません。

でも、家具選びと配置の工夫で、充実した「生活の空間」と「遊びの空間」を両立させることができるんです!

その両立のためにも、カルテットでは年齢に合わせて以下のようにテーブルをお勧めしています。

1歳児クラスには、一辺の長さが60cmの正方形の角テーブル。

2歳児クラスには、60×90cmの長方形の角テーブル。

幼児クラスには、一辺の長さが60cmの正方形の角テーブルと60×120cmの長方形の角テーブル。

この組み合せによって、生活面での介助のしやすさや、子どもたちの遊びの質がぐっと向上するんです♪

子どもたちの過ごしやすさはもちろんのこと、先生たちの保育環境もぐっと良くすることができます。

保育室の環境構成は、保育の大切な土台の一つ。

しかしながら、忙しい毎日の中で、環境構成についてじっくり考えられる時間を確保することができない保育園・幼稚園も多いと思います。

カルテット保育事業部では、保育室の環境構成をしっかりサポートしていきたいと考えています。

より多くの方々に、ぜひ、私たちと一緒に充実した保育環境を実現していただきたいと思っています。

保育室の環境構成についてお困りの方、興味のある方は是非お気軽にご相談くださいね♪

保育用テーフ゛ル、椅子
カルテットがお勧めする子ども保育テーブル・椅子はこちら

ドイツゲームの勝敗の不思議

こんにちは!スタッフの後藤です。

最近、お昼休憩の時間に先輩スタッフに教えていただきながらドイツゲームで遊んでいます♪

今までドイツゲームには縁がなかったのですが、毎回笑いながら真剣に楽しんでいます。

初めて遊んだのは、「クラウン」というゲームです。

サイコロを振って、でた目に対応した大きさのクラウンのパーツをもらい、大きさを競うという単純なゲームです。

クラウン
クラウン

ノッポのクラウンや小さく潰れたようなクラウン、足だけとーっても短いクラウンなど、ちょっとヘンテコで愛嬌のある自分だけのクラウンができあがります。

「クラウン」はいわゆる偶然性で勝つゲームで、誰が勝つのか全く予想がつきません。

ゲームには得意不得意があると思うのですが、「クラウン」のようなゲームには得意不得意がなく、誰でも「勝った!」という体験をすることができます。

「勝った!」という体験は喜びをもたらし、自分自身に対する自信に繋がります。

ゲームをする場面になると大抵、毎回勝つ子と毎回負ける子に分かれることが多いと思います。

私の場合、神経衰弱があまり得意でなくて、毎回妹に負けていたのでトランプがあまり好きではありませんでした。

「勝つ」という体験、「負ける」という体験はどちらもゲームの中の大切な要素の1つです。

「勝つ子」と「負ける子」ではなくて、みんなが「勝つこと」「負けること」の両方を体験できたらいいなぁと思います。

先輩スタッフといくつかのドイツゲームをする中で気がついたことがあります。

それは、「ゲームによってそれぞれ要求される能力が違う」ということです。

記憶力や、空間を把握する能力、俊敏さ、慎重さなど…

だから、毎回勝つ人が決まっているわけではなくて皆が勝ったり負けたりできるんです。

偶然のゲームで勝つものもちろん嬉しいですが、自分の力で勝てた!という実感はまた違った嬉しさがありますよね!

ちなみに、私は同じ窓の大きさを探す「窓ふき職人」というゲームでは悲惨なほどに惨敗でした。

まと゛ふき
窓ふき職人

しかし、「クラック!」という指定された図柄のコマを素早く集めるゲームでは見事圧勝することができました!

クラック
クラック!

もしゲームが1種類しかなくて、そのたった1つのゲームが苦手だったら…

負ける体験ばかりの毎日に、もしかしたら自信を失ってしまうかもしれません。

ゲームは1つあればよいわけではなくて、「これは得意!」と言えるゲームが見つけられるように色んな種類をバランスよく用意することが必要なんです。

遊びたがらない、落ち着かないのは、苦手なものばかりで自信をもてる遊びがそこに用意されていないからかもしれません。

みんなが楽しく遊べるように、ぜひ色んな要素の遊びを用意してあげてください!

ケ゛ームセット
カルテットで紹介しているカードゲームはこちら!

家具の質と子どもの集中力の関係

こんにちは!スタッフの後藤です。
カルテットでアルバイトを始めたばかりの頃に、カルテットがお勧めしている保育テーブルについて調べていたことがありました。
その時に偶然知った、家具と子どもの集中力の面白い関係について今日はお伝えしたいと思います。

集中しようとしたときに、周りが騒がしくて気が散ってしまう…なんてことありますよね。
でも、集中力を妨げる要因って雑音だけではないんです!
机と椅子が、子どもを遊びに対する集中から遠ざけている場合があるんです。
子どもの集中に関連した家具選びのポイントを4点まとめてみました。

□子どもの体格と、机・椅子のサイズは合っていますか?
⇒サイズが合わない机・椅子を使用すると、無理な姿勢になってしまい、疲れやすく、
長時間座っていること自体が難しくなってしまいます。

□椅子に座った時、しっかりと足が床についていますか?
⇒足が床に着かず、不安定な状態だと集中力がそがれてしまいます。
また、足がぶらぶらと遊んでしまい注意が散漫になってしまいます。

□机・椅子は不安定ではありませんか?適度な重みと、安定感は十分ですか?
⇒机・椅子が不安定だと、せっかく集中しても気が散ってしまい集中が継続しません。
バランスの必要な遊びの場合、十分に遊べず達成感が味わえません。

□机・椅子に余分な装飾や絵はありませんか?
⇒余分な装飾や絵は、子どもの想像力を制限してしまいます。
子どもたちには伸び伸びと自由に想像力を働かせて欲しいですよね。

他にも様々な要素があるのですが、ひとまず本日はここまでとさせていただきます。
私は、この関係を知った時に、子どもの成長のためにも、質のよい家具は欠かすことのできない存在なんだなぁと感じました。

カルテットがお勧めしている保育テーブルと保育椅子は、長年の子どもの行動分析に基づいてデザインされた「耐久性・安全と信頼・見た目の美しさ・子どもの遊びを育む力」にすぐれた質のよい家具です。
丈夫で重みのあるブナで作られているのでガタつかず安定感も抜群です!
日本の子どもの体格に合わせて作られているうえ、成長やクラス編成の変更に対応できるように脚のみの交換も可能となっているので長く使うことができるのも嬉しいポイントです。

子どもが落ち着かない・集中しないとお困りの親御さんや先生方は、1度環境の面からも子どもの集中を考えてみてもよいかもしれません♪

保育用テーフ゛ル、椅子
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できる喜びと挑戦する喜びを体験できるおもちゃ

こんにちは!スタッフの後藤です。

カルテットに勤務し始めてしばらく経ちますが、最近少しずつおもちゃに触れる機会が増えてきました。

その中でも、特に気になっているおもちゃがネフスピールです!neaf2

積木同士がぴったりとくる気持ち良さがなんとも言えない、積む楽しさを教えてくれる積木の1つです。

ネフスピールにこんなに夢中になってしまうのって何故なんだろう?

それは、子どもの遊びのことを考えて丁寧に作られた良いおもちゃだからです。

たった16ピースで様々な積み方に挑戦できるちょっと変わったリボンのような形。

いつまでもぴったりの気持ち良さを保つため、積木に歪みが生まれないように何年も乾燥させた木材。

3原色+1色という最も美しくなる配色と、舐めても安全な塗料。

ネフスピールは子どもの安全や発達を考えて作られた本物のおもちゃなんです。

私がネフスピールって凄いなぁと1番思うのは、遊ぶ人に合わせて難しさが変化するという点です。

どういうこと?と思われるかもしれませんが、本当にそうなんです。

1歳からでも積めるような簡単な積み方から、大人でさえ唸る難しい積み方まで、あの独特のリボンのような形が実現しているんです。

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できる喜びと挑戦する喜びを常に体験し続けることができる、そんな積木だからずっと遊びたくなっちゃうんですね。

難しすぎて遊べない…簡単すぎて挑戦できない…遊んでいてこんなに悲しいことってないですよね。

挑戦したり達成感を味わったりしながら、子どもたちには生き生きと毎日を過ごして欲しいですよね。

もちろん、ネフスピールはとても丈夫なので長く一緒に遊べます!気に入ったおもちゃがすぐ遊べなくなっちゃうのも悲しいですよね。

だからネフスピールは入園から卒園までたくさん遊び込める、絶対にクラスに1つあって欲しいおもちゃ!という風に私は思っています。

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ぐりとぐらがやって来た!?

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昨日の朝、保育園に来ると お部屋に小さな足跡があったんだ! って子どもたちが教えてくれました。
扇風機には赤い小さなとんがり帽子が・・・
あっ!ぐりとぐらが遊びに来たんだ 次から次への子どもたちがぐりとぐらの足跡を指差して、教えてくれました。

今日は名古屋市の保育園に、保育環境についての研修に来ています?♪