汐見稔幸先生をお招きして ー 遊びって、おもちゃって、何で必要なの? ー

こんにちは!カルテット保育事業部の後藤です!

カルテットが事務局を務める日本知育玩具協会にて、
東京大学名誉教授 汐見稔幸先生をお招きして
「保育環境改善セミナー2019」を開催しました。
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今回は『保育環境改善』というテーマのもと、
保育士の方限定で行われた本セミナー

・どうしたら、遊びこめる環境を作れるの?
・どうしたら、子ども同士の遊びが発展するの?
・「保育環境を整えよう」と動いているけど、本当にこれでいいの?

など、日々子どもたちを想うからこその
保育環境の悩み・課題を抱えた先生方が
大勢集まってくださいました。
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今回のセミナーはなんと3本立て

まずは、日本知育玩具協会 藤田篤理事長が
保育環境の指導をしている保育園の保育実践発表

「人的環境と物的環境の充実した園づくり
 ~遊びを見守り、時にはリードできる保育者育成を目指して~」

藤田篤理事長の指導は、現場保育士が講師に依存せず、
自立的に取り組めるようになることを念頭に置いています。

その成果がしっかり感じられる、
主体的な取り組みや先生方の試行錯誤、
それに呼応するように伸び伸びと育っていく
子どもたちの姿が見られるとても素敵な発表でした。

この発表は、汐見先生にもご覧いただき、
先生のご講演の中でも折に触れて言及してくださいました。
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汐見稔幸先生のご講演
「汐見稔幸 の 遊び理論セミナー」では、

・なぜ、子どもにはおもちゃでの遊びが必要なのか?
・なぜ、文化的価値の高いおもちゃが保育に必要なのか?

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「なぜ?」という理論の部分を分かりやすく解きほぐし、
時には笑いを交えながらお話しくださいました。

他のセミナーでは聞くことのできない、おもちゃと遊びの話を
詳しくお聞きすることができました。

そして汐見先生のご講演に先駆けて行われた
藤田篤理事長の講演
「藤田篤の保育環境改善へのアプローチ
 ~子どもが輝く保育環境づくり~」
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・どうしたら、保育環境をととのえることができるのか?
・どんな方法で、保育環境を改善することができるのか?

保育環境改善に必要なアプローチについて、
ポイントを押さえてお話しいただきました。
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汐見先生の「WHY?への答え」
理事長の「HOW?への答え」研修園の実践とが
一本の糸のように繋がり、保育士の皆さんにとって、
より一層学びの深いセミナーになったのではないでしょうか。

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どのお話しにも皆さん、

「もっと聞きたい!」
「また、聞きたい!」
「他の職員にも聞かせてあげたい!」

と口々に伝えてくださり、
「これからの保育をもっと良くしていきたい!」
という熱い気持ちが伝わってきました。

終演後、設置させていただいた玩具の展示ブースでは
勉強熱心な保育士の皆さんからの質問の嵐…!
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会場では、展示されていた玩具も掲載している
カルテット保育事業部オリジナルカタログ
「遊びで育ちを促す おもちゃで作る保育環境カタログ」
希望された施設様に対して配布させていただきました。
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会場でお配りした保育環境カタログはホームページからもご請求いただくことができます♪

▼保育環境カタログのご請求はこちら!
カルテット保育事業部HP
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※施設様・法人様限定でのご請求となります。
 個人宅への発送は行っておりませんので、ご了承くださいませ。

【キャンセル待ち】汐見稔幸先生登壇!保育環境改善セミナー in 名古屋 2019

こんにちは。スタッフ後藤です♪

2019年9月7日(土)に汐見稔幸先生をお招きして、
遊びの本質と保育環境づくりについて学ぶ
保育士さん向けのセミナーを開催いたします!

当初定員の2倍となる200名に増席させていただきましたが、
なんとお申込開始後、即満席。

現在、キャンセル待ちでの受付を行っております。

< 第8回日本知育玩具協会セミナー >
保育環境改善セミナー in 名古屋 2019
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大盛況だった昨年10月(愛知)、今年5月(東京)に引き続き、
汐見稔幸先生をお招きしてのセミナーは3回目。

過去2回の開講では、
汐見先生から「乳幼児期の遊びの大切さ」についてご講演いただき、
むっちパパは「ドイツ・フレーベル幼稚園の視察研修」をレポート。
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どちらも大変な反響をいただき、
なんと銀座で今年5月に行ったセミナーは
キャンセル待ち50名以上の盛況ぶり!
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そして、今回のセミナーは「保育」特化型
遊びと保育環境を通して、子どもたち・保育士さん・園さんを輝かせる方法を学びます♪

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なんで遊びは必要なの?
子どもたちが伸びる保育環境って?
実際、どんな保育を行ったら良いの?
輝きが溢れる保育環境づくりとは……

保育に楽しく取り組む為のヒントを得ることができます♪

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子どもたちに落ち着きがない、集中力がない…
話をきかない、何をしてあげたら良いのか分からない…
そんなお困りをお持ちの保育士の皆さん!

セミナーでの学びを通して、
そのお悩みを1つ1つ笑顔に変えていきましょう♪

〈〈 第8回(社)日本知育玩具協会セミナー 〉〉

保育環境改善セミナー in 名古屋 2019

日程:2019年9月7日(土)
会場:imy(アイエムワイ)ホール 3階会議室
開場:13時
開演:13時半~ ※3時間15分を予定

講演内容:
汐見 稔幸 の 遊び理論セミナー
東京大学名誉教授 汐見稔幸先生

藤田 篤 の 保育環境改善へのアプローチ
(社)日本知育玩具協会理事長 藤田篤

保育実践発表
子ども達の溢れる笑顔を糧にして

▼セミナー詳細・キャンセル待ち申込はこちら▼
【愛知・名古屋】9/7(土) 第8回日本知育玩具協会セミナー
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※複数名でのお申込希望の方はFAXでお申込くださいませ。

ドイツ視察研修 おもちゃ作りの心に触れる旅_2017

幼児教育の本質を おもちゃのふるさと ドイツを訪ね学ぶ
おもちゃ作りの心に触れる旅_2017 を開講します。

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ドイツは古くからヨーロッパのおもちゃのふるさとと呼ばれていました。

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↑ドイツ伝統のろくろ製法・ライフェンドレーンの説明
ザイフェンのマイスターの1人、クリスチアン・ヴェルナー

チェコとの国境ザイフェンで高品質の工芸品として生まれた
木のおもちゃは、

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行商人たちによって、ヨーロッパ中に広められていったのです。

そして、ドイツの教育学者フリードリヒ・フレーベルが

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1839年、バート・ブランケンブルクに世界で初めて幼稚園を作りました。

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↑バート・ブランデンブルク フレーベル博物館(当時の幼稚園)にて

遊びを通して自然の法則を身につけるために、おもちゃで遊ばせるようになったのです。
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↑フレーベルによる積木の研究文献

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↑当時の積木遊びの研究展示

ここから、幼稚園という仕組みと共に、世界に知育玩具が広がっていきます。

そしてそれを支えていたのが、ドイツ・マイスターの木工技術だったのです。
当時の教育の最先端と、工業技術の最先端が共鳴して生まれたのが、
「積木」というおもちゃだったのですね。

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↑国際玩具見本市でのジーナ社のブース

ジーナ社は、フレーベルの理論、理念に忠実な積木、

そして
知育玩具を作る名門メーカー

愛子様がご愛用された ベビーキューブ を作っているおもちゃ工房です


↑ベビーキューブについて語るバーバラ・ザイドラー女史

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↑ノーマン・ザイドラー社長、バーバラ女史と

ドイツには、日本にはない「アナログな遊びを大切にする」文化があります。

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↑ドイツの幼稚園にて

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↑ドイツの保育園にて

その差は残念ですが、埋まる様子がありません。

だから、おもちゃの国、ドイツを訪ね

一緒に旅をして、

ドイツの空気に直接触れ、

ドイツの人々と出会いながら、

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↑ベック社ブースにて

子どもと人を大切にする文化を感じてもらえる旅を

知育玩具インストラクターの 皆さんにご案内することにしました。

ドイツでは、世界最大の『国際玩具見本市』を訪問します。

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↑クボロ社にて

ネフ社、クボロ社など世界的なおもちゃメーカーのブースに皆さんをご案内しましょう。

それに加え、『ニュルンベルクおもちゃ博物館』、

おもちゃメーカー、幼稚園などの訪問を予定しています。

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↑ベック社にてクーベルバーン製造風景

少人数でお互いに親しくなりながら、一緒に学び、思い出を作るのです。

旅の間、私が様々な文化の違いや、おもちゃのこと、私の思いを語ります。

少人数でお互いに親しくなりながら、一緒に学びましょう。

1月31日(火)に出国し、2月7日(火)に帰国する6泊8日、三ツ星ホテルを予定。

ドイツ語による、フレーベルゼミナールは、日本語の通訳が入ります。
よいおもちゃの与え方のメソッドを広げる、
知育玩具協会会員のためのドイツ視察研修です。

 

ですが今回に限り
カルテットフレンド会員の皆様も参加できるようにしました。

是非、おもちゃ作りの文化に触れてください。

 

申込締め切りは、12/25
資料請求は
1)所属保育園・施設名
2)参加動機 を添えて
⇒お問い合わせフォームからどうぞ

保育環境コーディネーター 入門講座開講 

2016年より、保育環境コーディネーター講座を開講します。

それに先立ち

保育環境コーディネーター入門講座
「子どもの不安を解消する」

を開講しました。

子どもの不安を解消するポイント_07

「子どもたちが遊べない」

「どんなおもちゃをどのように与えたらいいか分からない」

「保育環境の作り方がわからない」

という、全国の保育士さん、保育現場の悩みを一つでも多く、解決してあげたいのです。

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私は20数年前、保育園のおもちゃと絵本のサポートをはじめました。

保育現場の皆さんとおもちゃを選び、絵本を与えながら

何故、子どもたちは、絵本を聞けないのだろう?

どうしたら、なかよく落ち着いて遊べるようになるのだろう?

共に学ぶ喜び01

保育現場に通い、おもちゃと絵本の生かし方を共に考え

この20年で、約15万人の子どもたちの成長を見守ってきました。

そして

知育玩具インストラクター養成講座を2014年に開講し

「 おもちゃの先生を育てる仕組み 」が確立できたので

続いて

誰でも 「 保育環境の作り方がわかる 」講座を開講し

楽しく保育環境をコーディネートできる方法をお教えしたいと考えています。

保育士の喜びは、子どもの成長、笑顔で確かめる「やりがい」

おもちゃで作る保育環境は、

子どもたちの笑い声、真剣な眼差しで溢れます。

この日の入門講座では

子どもが遊べない原因

遊べるようになる道筋を

子どもの不安を解消するポイント_03

具体的に お教えしました。

子どもの不安を解消するポイント_05

今日から改善できるポイントは、全員 「メモ、メモ」

子どもの不安を解消するポイント_06

皆さんが提供しているおもちゃ

保育環境が、

子どもにとって どう感じ、受け止められているかを知ってください。

子どもの不安を解消するポイント_01

こどもたちは

保育環境が改善され、整うのを楽しみにしているのです。

皆さんが勇気を持って、一歩踏み出してくれる日を待っているのです。

子どもの不安を解消するポイント_02

保育環境の完成を目指すには、3つの道があります。

◆ひとつめ

1)保育環境コーディネーター養成講座

・遊び込める保育環境を目指して、理論と実践を学びたい方。
・自ら保育環境のコーディネーター(責任者)になり、保育環境を改善、完成したい方。

⇒保育環境コーディネーター養成講座のご案内

◆ふたつ目

2)保育環境コンサルティングによる園指導を受ける

・園・法人全体で、早急に改善したい。職員皆で学びながら保育環境を完成させたい方。

⇒保育環境コンサルティングについて(PDF)

◆三つ目

3)知育玩具(ベビートイ・キッズトイ)インストラクター養成講座

・発達心理学に基づいて、おもちゃを体系的に学び、基本から学びたい方。
・保育園、子育て支援センターで、おもちゃの講座を開講したい方。

⇒知育玩具インストラクター養成講座のご案内

子どもの不安を解消するポイント_04

皆さんの保育園に、笑顔が溢れ

「明日も遊ぼうね」と子どもたちが笑顔で帰っていく日を楽しみに。

Good Toy! Good Life!

よいおもちゃの与え方のメソッドで、日本中を幸せに!