月別アーカイブ: 2015年10月

保育室で おもちゃが生かされないのには 訳がある 保育環境コーディネーター入門講座(不安解消編)

確かに

どんなおもちゃを購入したら子どもたちが遊べるようになるのかも分からないし。

今、遊びに集中できていない目の前の子どもたちが、遊べるようになるとも思えない。

でも、なんとかしたい。

としたら

すぐに効果がある、「薬」や「魔法」のような答えがあるのでしょうか?

残念ですが

「保育とおもちゃ」については、薬も魔法もありません。

その代わり

保育環境改善のための、仕組みがあります。

客観的な現状分析に基づき、保育環境改善の目標を設定する。 PLAN

物的環境、人的環境の改善をする。 DO

期間をおいて、改善の評価をする。 CHECK-ACT

再度、現状分析に基づき、改善をする。 PLAN

まずは、客観的に自らの保育室の状態を見極められるようにならなければいけません。

何故、子どもたちが遊びに集中できないのか

その理由があるのです。

手探りで、おもちゃを導入しても

子どもたちの遊びが発展しない。

それにも理由があるのです。

今回の講座は

遊びこむ保育環境、集中できる保育環境をコーディネートできる保育士を養成するために

1月から開講する

保育環境コーディネーター養成講座に先立って

まず

皆さんの目の前の子どもたちが

保育環境の視点から

どんな状況におかれているのか

客観的に評価する基準を示す講座。

「遊べていない理由」が分かるようになる講座です。

畑に種を蒔くには

まず

畑を耕して、よい畑にしなければいけません。

耕して、よい畑にしてから

種を蒔くのです。

畑は子どもの心

種はおもちゃです。

光、空気、水、肥料、そして石を取り除き、よい土を入れ、よい畑にする。

よい畑に、よい種を蒔き、日々見守り環境を整えてあげると

時が来て、花が咲き、実を結ぶのです。

今回の講座は、

保育環境という、「畑」を整えるための講座です。

1)おもちゃを使った保育に取り組みたいが自信がない。
2)おもちゃが、子どもたちを落ち着かせたり、集中力を高めるのか、確信を得たい。
3)自由遊びの時間にトラブルが頻発する。
4)喧嘩が多い、または遊べない子どもが多い。

という保育の悩みのある方に、ズバリ、その理由をお示しします。

→保育環境コーディネーター入門講座パンフレット(PDFファイル)


講座名: 保育環境コーディネーター入門講座(不安解消編)
日時 : 11月29日(日) 14:00~16:00
会場 : 日本知育玩具協会刈谷校(刈谷市産業振興センター)
     名古屋駅からJR東海道線利用で約25分
     →日本知育玩具協会 講座会場のご案内
定員 : 20名
受講料: 3,000円

保育環境コーディネーター入門講座_表面

↓↓ 1月開講の保育環境コーディネーター養成校座の案内、および申し込み欄はコチラ ↓↓
保育環境コーディネーター入門講座_裏面

→保育環境コーディネーター入門講座パンフレット(PDFファイル)

の申し込み欄に必要事項を記入の上 FAX 050-3383-1290 

または TEL 050-3786-2322 へお電話でお申込ください。

子どもたちが児童館に求めている「遊び」とは? 児童館 厚生員研修

児童館厚生員研修にお招きいただき

子どもたちが児童館に求めている「遊び」について

考えていただきました。

児童館 厚生員

児童館での「遊び」についての悩み

たとえば

小学生の子どもたちが、年齢より幼い遊び、時には赤ちゃんのためのおもちゃで遊ぼうとする

仲よく遊べない

ルールを守れない

すぐに飽きる

その時どきに、子どもに求められるおもちゃにぴったりのおもちゃを提案できない。

というい悩み。

これらを解決し、子どもたちが豊かな時間を過ごすためには、厚生員が

1)おもちゃを選べるスキル

2)おもちゃを使えるスキル

3)おもちゃを与えるスキルを 身につけることが必要です。

今回はそのための学びを用意しました。

【1】子どもたちは、より高度な遊びを求めている

積木・・・積木といえば赤ちゃんのおもちゃ?

いいえ、違います。

大人でもバランスを取れないような難しい積み方に挑戦できる高度な積木は、

小学生も、中高生も、大人も夢中にさせます。

「出来ないこと」に挑戦し、達成する喜びを求めているのです。

【2】甘えたりさせて大丈夫?

子どもは、ばねの様に伸びたり、時には逆に縮んだりを繰り返しながら成長します。

小学生の子どもたちでも、時には難しい遊び一辺倒ではなく、小さい子向けのおもちゃに向かったり

あるいは、厚生員に甘えたり、しつつ子どもたち成長していくのです。

そんな場所、甘える相手が自分の家に求められない子どもたちも現実には多くいます。

児童館は、そんな子どもたちにとって、生きる力を得る「支え」になっているのです。

【3】アナログゲーム・ドイツゲームって?

デジタルゲームから守ってあげられるのが、児童館の強みです。

ドイツゲームは

・言葉、会話する力、コミュニケーションの力が育ちます。

・知的な能力を絞り出し、競い合い、自分の意思で磨いていきます。

・負けることを受け入れるには、沢山勝つ体験が何より大事。
 勝つこと、負けることを積み重ね、自分を客観的にみる力が育ちます。

・友達を認め、自分を認められ、自信を持ち、自己肯定感が育ちます。

・論理的な思考の訓練になり、落ち着きます。

・性格、年齢、立場が違う友だちと仲よくなれるようになります。

・対象年齢は99歳まで。人生で必要な全ての経験が凝縮されています。
 子どもだけでなく、大人もお年寄りも本気で一緒に遊べます。

【3】ごっこ遊びをすること

・ごっこ遊びは、勤勉な姿勢、働く意欲を育てる遊び。

・人形遊びは、子どもたちが人形をいとおしく思う気持ちを育てます。

・人形を大切にする気持ちは、自分を信じる気持を育てます。
 そして人を信じる気持を育て、子どもの自立心を育てます。

【4】武器にならないブロックを

・構造的に武器になりやすいブロックは、退屈すると剣や武器になりやすいものです。

・武器になりにくい構造のブロックは、空間認識力を高め、想像力、そして創造力を育てます。

・難易度、構造の違う良いブロックを選べるようにしてあげることで、より集中できるようになります。

【5】まじめに遊べる物的環境、人的環境を作る

・児童館は、「休み時間に落ちこぼれない子」=友だちと豊かに関わる感受性を育てる大切な場所。

・真剣に友だち同士、年齢の違う子同士で遊び、認め合う豊かな経験の場です。

・ですから、真剣に遊べる物的環境、人的環境を整えてあげましょう。

児童館で、豊かな社会的人格=「休み時間に落ちこぼれない子」を育ててあげたいものです。

知育玩具インストラクター養成講座では4歳~99歳を対象に

おもちゃを選び、与え、使うスキルを教える認定講師を育成しています。

知育玩具インストラクター2級講座のご案内

Good Toy! Good Life!

良いおもちゃの与え方のメソッドで、日本中を幸せに。

自由保育での積木遊びを 育て導くために

保育室で

子どもたちがイメージを共有し

積木遊び05

たくさんの積木を使って

物語を積木遊びにして形作っていく、

その時の子ども達の姿は美しく 

保育士としても、とてもやりがいを感じる瞬間です。

では

幼児が積木で遊びこめるようになるためには、どうしたらいいのでしょう?

積木遊び00

そのためには

0歳児、1歳児クラスから 子どもたちに積木を与えて、

積木で遊ぶ力を育てていきます

積木遊び01

1)発達に沿って積木の種類と量を見定めること

2)保育士との子どもたちとの愛着関係、コミュニケーションを育てること

3)基尺が正しく、同じクラスの中では、同じ基尺の積木を与えること

4)遊ぶ時間に見通しを持たせ、遊びこむのに十分な時間を確保すること

5)遊びのレベルが高まるごとに、子どもがぶつかる壁を保育士が理解すること

6)保育士が、その場面場面で、子どもがぶつかる「壁」、その障害を乗り越えるサポートをすること

積木遊び03

今日は2歳児クラスに、幼児クラスで遊ぶ積木を今年初めて導入しました。

積木遊び02

0歳児に、ネフスピールやリグノを与えたときに反応するのと同じ

探索行動から始まり

次に 積木の秩序性を 確かめる遊び すなわち並べる遊びを始めます

そして3歳になると

積木遊び04

少しずつ形を作る力が育っていくのです。

これらのことを

全クラスの保育士が理解し

実践できるようになるために

園内研修で共に学びます。

保育士全員がイメージを共有し

保育室で具体的なケーススタディで学ぶことで

子ども達の遊びは、加速度的に成長をし始めるのです。

共に学ぶ喜び01

従来、これらのことはベテランの保育士の保育している姿から

「盗むように学べ」とされてきました。

ですが今これらのことは、

知育玩具協会の講座では体系化されたメソッドとして

だれでも学ぶことが出来るようになりました。

それだけでなく、だれでも学び、資格を取得することで、

指導もすることが出来るようになります。

★個人で遊びを学ぶなら、知育玩具インストラクター養成講座で学びましょう。

折れない心を知育玩具と絵本で育てる_知育玩具インストラクターR2級講座

知育玩具インストラクター養成講座

★保育園、法人で取り組みたいなら、保育環境コンサルティング&園内研修で取り組みましょう。

本気で取り組めば、どの保育園でも、3年で、100%子どもの遊びは変わります。

保育環境コンサルティング_01
⇒保育環境コンサルティング&園内研修パンフレットPDFはコチラ

さらに 詳しい資料をご希望の方は

お問い合わせの際 「保育コンサル・保育研修について」 とお伝えいただき
・法人名
・ご担当者様のお名前
・ご相談ご希望のクラス内訳 その他ご希望
を担当者までお知らせください。

下記資料をお送りしています。36P
保育環境コンサルティング_02blog

お電話 050-3786-2322
お問い合わせメール info@edu-toy.or.jp

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Good Toy! Good Life!

良いおもちゃのメソッドで、日本中を幸せに。